英語の勉強を改めてやり直しています。社会人になって十数年。もう少しで20年に差し掛かろうとしている今、やはり必要だと感じたからです。
英語、中学校までは、どちらかと言うと好きな教科だったのですが、高校に入り、グラマーの授業がでて、とたんに苦手になりました。それ以来、苦手な科目の1つとなってしましました。
大学入試もとっても苦手で、苦労しました。できるだけ英語の比重を低い入試を選んで、受験をなんとか乗り切り、大学入学後の第二外国語は中国語にしました。これで、英語ともお別れ・・・と思っていたのですが、どんどん英語が必要になっている気がします。
社会人になってからも必要な英語
学生時代が終われば英語を学ぶ必要はもうないだろうと思っていたけど、社会人になって大学院に行き、少し必要になりました。でも、授業の文献で使う程度のものだったので、これは、辞書をひきながらなんとかクリアしていました。
とは言うものの、やっぱり英語ができたらカッコイイなという思いは抜けきれず、あれやこれやと勧誘されると、劣等感がくすぐられ、英語レッスンに通うこともしばしばありました。
さすがに、お金をかけてしばらくレッスンすると、英語を話すときに嫌な緊張感はなくなるものの、でも、英語を話せるレベルにまでいくことはありませんでした。
英語ができると年収が違う?
「英語はちょっと……」なんて言っていると、本当にヤバイな・・・、時代に取り残されてしまうかもしれないと、思い始めたのは、楽天やユニクロの「社内英語公用語化」のニュースを聞いた数年前からです。
ビジネスがグローバル化する中、企業の英語重視の傾向は強まり、入社や昇格の条件に英語力を問う企業も増えています。楽天が「社内英語公用語化」に踏み切り、他の大手企業でも、昇任・昇格、あるいは海外赴任の基準に英語が必須となっています。中小企業でも海外進出することが多くなっており、英語は一部の社員ではなく、社員全体ができるべきものという考え方は、確実に浸透してきているように感じます。
ちなみに「英語化」の波に取り残されないためには、どの程度の英語力が必要なのでしょうか。
ビジネスマンの英語といえば、TOEICが有名ですが、
そのTOIECによると、
「会議の案内等の社内文書・通達を、読んで理解できる」
「自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できる」
ことが求められており、それがクリアできるには、700点程度は必要ということになるようです。
ちなみにこのレベルは、楽天やユニクロが社員に求めている“ノルマ”とも一致しており、まずはこのレベルを目指すことが求められていることがわかります。
やっぱり英語は必要か
何回も英語の挫折を繰り返して、そのたびにやっぱりダメ・・・ということを繰り返していましたが、転職したのを機に、どうにもこうにも英語を話す必要がでてきました。
ということで、再び挑戦することになりました。今回は、英語圏への出張がほぼ決まっているので、クラスでのレッスンではなく個人レッスン、しかも自分に必要な英語を中心に授業をするというものを選びました。
ビジネス英語を3ヶ月で習得できるようになるということで、そんな短期間に話せるようになるのかな・・・と思いつつ、藁をもつかむ思いでレッスンに通い始めました。
英語取得のコツは、
・オープンマインドであること
・間違えることをよしとする
・発音は気にしない
・スペル・文法も気にしない
・単語の量、表現のパターンを増やす
というものです。
週に3回の対面レッスンと、1回のスカイプレッスンがあり、正直言ってかなりキツめのスケジュールですが、話せるようになるには、やはりこれくらいが必要なようです。
ちなみにレッスンの値段は、いろいろ試してきた私でもびっくりするくらい高かったですが、3ヶ月で話せるようになるというのは、他では見当たらなく、自分の弱い意志ではどうにもならないことを知っていたこともあり、思い切って受講することに決めました。
成果については、改めてご報告したいと思います。