時間管理というと、ToDoリストがツールとしてよく活用されることがあります。でも、ToDoリストを使っていて、まだこんなにやることがあるのか・・・と思ったりしたことありませんか。
1日が終わるときに、今日もやろうと思っていたこと、全然終わらなかった・・・と、達成感なくストレスを溜めている人は少なくありません。しかし、ToDoリストには、やるべきこと、やりたいことなど、とにかく書いていくことを続けているとキリがなく、そのリストを見ただけで重い気持ちになってしまいかねません。
ToDoリストが万能とは限らない
私もやらなければならないことが、ほんとうにた~くさんあった時期に、ToDoリストを見るのがすっかり嫌になったときが、しばしばありました。そんなときには、ToDoリストを思い切って使わないのも1つの手です。では、どうするのか?という点ですが、やらなければならないことが発生したら、ToDoリストにするのではなく、行うことの日時をスケジュールに組み込んでしまいます。
ちょうど、スケジュール帳に打ち合わせやアポイントを記入するように、仕事に必要な本を読む時間、企画書を書く時間、子どもに関する探し物をする時間など、やらなければならないあらゆることについて、自分のスケジュール帳に記入していきます。いわば、自分の時間のスケジュールに、自分のやることを予約していくようなイメージです。
ポイントは予定だけを書き込むのではなく、いつどれぐらいの時間をかけてやるのか、実現可能な時間を確保することです。いくら1時間で終わらせようと決めていても、5時間かかる仕事は終わりません。気合だけでは無理です。できなかった・・・という未達成感が残ると、それだけでストレスになってしまうので、そうならないように自分の仕事量、能力に合わせた時間を予約していくと、誤差が少なくなります。
これを行うと、自分の仕事のスピードや依頼されたものをいつまでに仕上げられるかがわかるようになります。また、計画的に物事を進めることができるので、不要なストレスを抱え込まなくても良くなります。
スケジュール帳はいろいろな種類のものがありますが、朝から夜、寝るまでの時間が記入できるものが使いやすいと思います。また、1日1マスのようなスケジュール帳よりも、時間ごとに区切ってあるもの、例えば30分や1時間刻みで書き込めるものが使いやすいと思います。平日だけでなく週末も忙しいママにとっては、平日と同じように週末にしっかり予定が書けるものがオススメです。
もし、予定していたことができなかったときには、改めて時間を予約し直せばOKです。柔軟に対応できるのもうれしいところです。できなかったToDoリストにため息をつくのはやめて、自分の仕事量、時間の調整を自分で行っていきましょう。
使い勝手のよいオンラインカレンダー
自分の時間を予約していくのに効果的なのがオンラインカレンダーです。これは、インターネットがつながればどこでも活用することができますので、職場でも自宅でも同じ環境をすぐに整えて、仕事に取り組むことができます。また、家族でスケジュールを共有するのにも非常に便利です。
いろいろなカレンダーがありますが、私がオススメなのはGoogleカレンダーです。自分のスケジュールを確認するのはもちろんのこと、家族のスケジュールを夫婦で共有することができます。カレンダーは、メンバーごとに色分けすることができるので、どの予定が誰のものかすぐにわかります。
自分のスケジュール、子どものスケジュールは、決まった時点でどんどん入力していき、パパの予定も入れてもらうようにします。スケジュールをすぐに決めなければいけないとき、メールや電話で直ぐに確認がとれないときでも、これを見ることである程度のスケジュールの予定が見えてきます。お迎えなども管理しやすいです。