政府による女性活躍推進や共働き家庭の増加もあり、家事代行サービスの注目度は近年ますます高まってきています。従来の家事代行サービスに加え、シェアリングエコノミーやクラウドソーシングといった、新しい形の家事代行サービスが増えることは、働く女性にとってうれしいですよね。
でも、いざ頼むとなるとちょっと敷居が高いかもしれません。家事代行サービスとはどのようなものなのか、ハウスクリーニングとの違いについてみていきたいと思います。
家事代行サービスとは?
働く女性は、平日は仕事が終わったあとも、もう一仕事があります。ちょっと疲れた時には、家事代行サービスを使ってみるのもいいかもしれません。共働きや単身世帯の増加により、家事代行サービスの需要が高まっています。また、従来の家事代行サービスに加え、新たな形の家事代行サービスも登場しているそうです。
実際にサービスの内容を見ていくと、家事代行は、その名のとおり、日頃の掃除や料理を行うサービスです。どのように使われているのかというと、夫婦共働きで帰りが遅く、家のことに手がなかなか回らないような家庭で、週に1度2時間で、清掃を定期契約をしていたり、両親共働で子どもがいる家庭で、夕方子どもの見守り兼食事の準備や簡単な掃除するなどがあります。
また、妊娠中の働くママが、出産前後の家事を手伝って欲しいと、毎日、掃除と料理の補助を依頼したり、出産後は、赤ちゃんの沐浴の補助で半年間契約などなど、いろいろな場面で活用されているようです。
ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングは、かなり本格的な清掃になります。そのため依頼するお客様は、キッチンの換気扇周りやお風呂など、しつこい汚れで、手間がかかる部分を半年に1回くらいで依頼される方が多いようです。
家事代行は、名前のとおり、日頃の掃除や料理を行うものです。家事代行とハウスクリーニングの違いは、頻度や1つのことに対してどのくらい専門性を要求されるのかという点で、違いがあります。
セキュリティが心配・・・
家事代行サービスを活用する場合、多くの家では留守宅に来てもらうということになると思います。心配なのが、他人が自分の家に入ってくるということ、セキュリティや盗難などの心配はないのかという点です。
多くの家事代行サービス提供会社では、契約するときにお客様の秘密情報をきちんと守る契約書を結んでいます。また、研修では、顧客の個人情報にあたるものは何か、なぜ大切なのか、情報の取り扱い方などの指導がされているようです。
また、何かあったときの損害賠償保険に加入していると思いますので、もし万一、破損等のトラブルがあった場合は事実関係を確認の上、責任を持って迅速に対応をしてもらえるでしょう。
不在時の鍵の取扱いに関しては、鍵の保管を事務所で行い、実際に行う人が事務所で鍵を受け取って行い、終了後に鍵を返すというシステムにしているところも多いようです。
家事代行サービスは、お客様が個人であり、信頼が特に大切な仕事なので、不安や心配に感じたことは、ぜひ運営会社に問合せをしてみるといいでしょう。また、契約書、損害賠償保険、不在時の鍵の取扱いなどについては、依頼するこちらから確認することも大切です。
サービスを受ける側からみて心配な点はあると思いますが、一方、サービスを提供する側も、いろいろなお客様がいる中で、安心してサービスを受けてもらいたい、信頼してもらうにはどうしたらいいだろうかと、日々考え、悩んだり心配することもあるようです。
何かあった場合・・・、例えば、大事なものがなくなった時、私が疑われないだろうか・・・、元々壊れていたものを、つい手にとってしまった・・・など、他の要因が原因でも、自分が疑われる環境にいるような状況も起き得ないことではないからです。あらぬ疑いをかけられたらどうしよう・・・と思うようです。
ですから、依頼する側、される側のためにも、家事代行サービスを頼む際は、大切なもの、現金・通帳・印鑑などなどは、目のつかないところにしまっておき、不安要素を取り除くようにしましょう。
まとめ
家事代行サービスを活用する場合、多くの家では留守宅に来てもらうということになるでしょう。心配なのが、他人が自分の家に入ってくるということ、セキュリティや盗難などの心配はないのかという点です。
家事代行サービスは、お客様が個人であり、信頼が特に大切な仕事なので、不安や心配に感じたことは、ぜひ運営会社に問合せをしてみてください。その時には、契約書、損害賠償保険、不在時の鍵の取扱いなどについて、依頼するこちらから確認することも大切です。
貴重品や大切な物は、金庫など、家族にしかわからない場所にしまい、お互いの不安を少しでも解消できるような状況をつくれば、それほど心配な点はないでしょう。
家事ができないことでストレスになるようであれば、少しお金を出してプロの手に任せてみるのも一つの手です。