今日は予定があるから定時で帰ろう!と、計画的に仕事をしているのに、退社間際に自分のペースで、むちゃな仕事を依頼してくる上司や同僚がいるかもしれません。退社時間間際になって、仕事の依頼をしてくる上司は困ってしまいますよね・・・。
退社間際のむちゃぶり仕事は代案を提示する
とは言っても、「無理です」、「できません」といってしまうのも、角が立つので避けたいところです。そんなときには、代案を提示することで、今すぐに対応するのは無理であることをはっきり伝えましょう。でも、それで終わりにするのではなく、その上でいつなら対応できるのかを提案します。
例えば、翌朝に対応できるなら、明日の何時まで時間をいただければ対応できますが、いかがでしょうかと代案を提示します。これを何回か経験すれば、相手もさすがに夕方に仕事を頼んでも対応することが難しいことがわかると思います。
仕事を頼んでくる人の中には、いつでも急ぎペースでくる人がいますので、これはお迎えの時間のあるママでなくても困りものです。緊急、急ぎの定義は、人によってそれぞれですから、無理のないところで相手との着地点を探しましょう。
急ぎの仕事の優先順位は相手に決めてもらう
急ぎの仕事を無茶振りしてくる人には、優先順位は相手に決めてもらうとよいでしょう。余裕がある時なら対応することができるかもしれませんが、保育園のお迎えという時間の制限の中で、いろいろな仕事をこなしていく場合には、あれもこれもと対応することが難しい状況があります。
そんなときには、例えば、「今、〇〇さんから頼まれた仕事をやっています。いついつまでに仕上げてほしいと依頼されていますが、どちらを優先させましょうか」と言うように、一度相手に委ねてみることができます。「私では判断できないので、〇〇さんにご相談していただけると助かります」と、仕事を依頼している人同士で話し合ってもらうこともオススメです。
結果的に断る形になったとしても、人間は自分で決めると納得感があり、それをすんなり受け入れやすくなります。また、余計な敵を作らないで、相手とわだかまりなく仕事を進めることもできます。
「今、忙しいので無理です」なんて言ってしまうと、職場の人間関係がギクシャクしたり、仕事をしづらくなったりと、得策ではありません。でも、優先順位を相手に決めてもらうことによって、仕事の進め方もスムーズになるとともに、余計なストレスを抱え込まないですみます。
上司の気持ちを推察してみる
上司はどうして帰り際に話をするのか・・・と不思議に思うことがありますよね。実は、私も思っていました。でも、退社間際ともなれば、上司も今日1日の仕事を振り返り明日以降やるべき事を確認していて、これはやっておかなければ!と気づいてしまうのかもしません。
そこで「あれやってもらいたい」と思い、思い出した時に言っておかないとという感じで、話をするんだろうな、と思うようになりました。悪気があったり、時間を読む能力がないという訳ではないと思うのです。
翌朝一番で確認する事を繰り返し、あなた(上司)が忘れても私が覚えているから大丈夫!という対応をしてみることもできるかもしれません。
まとめ
退社時間間際になって、仕事の依頼をしてくる上司は、とても困ってしまう問題です。断りきれずに、残業したり、家に持ち帰って仕事をすることがず~っと続くと、モチベーションも下がりますし、体力的にも精神的にも長く続けることが難しく感じるかもしれません。
また、なんとかやりくりして行った仕事が、本当にそのときに必要なものならやったかいもありますが、意外と相手が言うほど急ぎの仕事でないことも多かったりします。そんなときには、どんな対応ができるのかについて考えてきました。
「無理です」、「できません」といってしまうと角が立ちますので、代案を提示することで、今すぐに対応するのは無理であることをはっきり伝えましょう。でも、それで終わりにするのではなく、その上でいつなら対応できるのかを提案します。また、急ぎの仕事をいくつか頼まれたときには、優先順位は相手に決めてもらいましょう。