あっ、やってしまった~!!
忙しいときに限って、ボールペンを衣類につけてしまいました・・・。
気になりますよね、つけてしまったボールペンのシミ。家でどうやったら落とせるのかをいろいろ調べてみました。
ボールペンのシミの種類
ボールペンのシミは、油性、水性の種類があります。衣類の素材やインクの種類により、落ちる場合や落ちない場合があります。
ゲルインクのボールペンは、モノを書くのには、とっても書きやすいのですが、シミとなると、家で落とすのは難しいようです。こちらの場合は、プロのクリーニング店にお任せするようにするといいそうです。
シミは早く落とすのが鉄則
シミは、時間が経てば経つほど、取れにくくなります。ですから、なるべく早く落とした方がよいです。
例えば、職場でシミをつけてしまったとしたら、家に帰ってから処理するよりも、その場で少しでも落としておいたほうが、後の処理をしたときに取りやすくなるようです。
シミの全般的な特徴としては、熱がかかったり、時間の経過で空気と反応して黄ばみが発生してしまう場合が多く見られます。黄ばみ(変色)が発生すると、漂白処理をしないと取り除けなくなります。
とにかくシミがついてしまったら、できるだけ早めに処理することが大切です。シミがついたら、すぐにシミ抜きをした方が絶対に落ちやすい!のです。
シミ抜きの基本
こすらない
シミ抜きの基本は、絶対にこすらないことです。擦ると、衣類の繊維にスレなどが発生してしまいます。このような状態になると、プロのクリーニング店でも修復することはできないそうです。
目立たないところでテストする
シミ抜き処理を行う前には、目立たないところでテストをしましょう。ならならば、シミ抜き処理は、衣類によって色落ちや色ハゲ、スレなどが発生する可能性があるからです。
プロの染み抜き自慢のクリーニング店ほど、染み抜き前にテストを徹底して行っているそうです。
シミの構造を理解する
シミの構造は、一番外側に油性のシミの場合が多いので、漂白処理などを行う前に、洗剤を使用してこの油性のシミを取り除きます。その後に、漂白処理を行います。
漂白処理を行ってもシミが落ちない場合は、もう一度はじめから油性を取り除く処理を行います。油性のシミが落ちきっていない可能性があります。染み抜きは、まず油性のシミを取り除くのが基本になります。
自信がない時は、プロにお願いする
お気に入りの服がダメになってから後悔するよりも、上手く取れない場合や自信がない場合は、無理をせずプロのクリーニング店にお願いしましょう。
家でもできるボールペンのシミ抜き
1.シミ抜き用の液剤を作る
ボールペンのシミは油性のシミなので、薬局などで販売している消毒用エタノールを使用します(エタノールなどの消毒用アルコールが効果的です)。
消毒用エタノールと台所洗剤を同量混ぜます。
2.シミ部分を裏返しにしてタオルやペーパーを引く
シミ部分を裏返し、下にタオルやキッチンペーパーなどを敷き、ボールペンのシミ部分に直接当てます。イメージとしては、シミをタオルに移動させるような感じです。
作成したシミ抜き剤(消毒用エタノールと台所洗剤)を歯ブラシや綿棒につけ、上からトントンとたたきます。インクのシミを下のタオルやペーパーに移していきます。
3.シミ部分を簡単に水ですすぐ
水でシミ部分を軽くすすぎます。輪ジミなどが発生したら、洗剤を付けもみほぐします。
4.衣類に合わせた方法で洗濯します。
シミが取れれば、衣類にあわせた方法で洗濯を行います。基本的にシミ抜きは、洗濯前に行うのが理想です。洗濯や乾燥を行うと、シミが取れにくくなります。
ボールペンのシミ、とれた!!
もう、こんな忙しいときに限って・・・と思いつつ、早速、ボールペンのシミ抜きをググって処理したところ、無事にボールペンのシミが落ちました。
職場ではエタノールがなかったので、とりあえずキッチンの洗剤とタオルで処理しましたが、その場でだいぶ目立たなくなりました。そして、家でもう少し処理したところ、ほぼわからない状態になりました~♪
お気に入りの服だったので、ホッとしました。これで、シミがいつできても大丈夫!じゃなく、もうつけないように気をつけます!!